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2026/10/29

無料のAIO診断と継続計測の違い。一度きりの診断で見落とすこと

無料のAIO診断と継続計測の違い。一度きりの診断で見落とすこと

この記事でわかること
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無料のAIO診断でわかることと見落とすこと
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AIの答えが変わる理由と割合で見る継続計測の組み立て方
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無料お試しを1週間で生かすための準備と見るところ

無料のAIO診断ツールで自社の状態を確かめたものの、その結果をどう受け止めればよいか迷う担当者は少なくありません。AIに自社の名前が出たのか出なかったのか、1回の結果だけでは判断がつきにくいものです。結論から言えば、一度きりの診断は今の一例を切り取ったもので、AIの答えは聞くたびに変わります。

だからこそ同じ質問をくり返し投げ、名前が出た割合の変化で見る継続計測が必要になります。この記事では、診断でわかること・一度きりの限界・継続計測の組み立て方・無料お試しの使い方を順に整理しました。読み終えるころには、診断と継続計測をどう使い分けるかを自社の状況に合わせて判断できるようになります。

1. AIO診断でわかること

AIO診断でわかるのは、今この時点でAIが自社をどう説明しているかという一例です。AIO診断とは、業種や地域に関する質問を生成AIに投げ、返ってきた答えの中で自社が紹介されているかを確かめる作業を指します。無料の診断ツールでも、名前が出たかどうか・どんな言葉で説明されたか・誰と並べて紹介されたかの3つは読み取れます。この3つを知るだけでも、自社がAIの中でどの位置にいるかの手がかりになります。

診断で確かめる質問は、3〜5問ほどから始めると結果を読みやすくなります。「〇〇市でおすすめの△△は」「△△を選ぶときの注意点は」のように、見込み客が実際に聞きそうな言い回しで投げます。2026年現在、AIの答えには参照したサイトが添えられることが多く、引用元のサイトも合わせて記録しておくと後で役立ちます。

現場でよく見られるのは、診断の結果に自社の名前が無かった時点で「AIには向いていない」と判断してしまう例です。1回の答えに出なかったことは、ずっと出ないことを意味しません。まずは診断の結果を答えの文章ごと保存し、次に比べるための出発点として残しましょう。

紹介の有無:自社の名前が答えの中に出たかを確かめます。
説明の言葉:どんな強みや特徴の言葉で説明されたかを読みます。
並んだ相手:同じ答えの中で一緒に挙がった会社を書き出します。

診断で確かめる3つの項目

診断で確かめる3つの項目は、紹介の有無・説明の言葉・並んだ相手です。紹介の有無だけを見ると、出た・出なかったの2つしか情報が残りません。説明の言葉を読むと、AIが自社のどの情報を根拠にしているかが分かります。並んだ相手を書き出すと、AIの中での比較の相手が見えてきます。3つを同じ表に書き込んでおくと、次の診断と比べやすくなります。

まずは診断の結果を表の形で3列に書き分けてみましょう。

診断の結果の読み方

診断の結果は、出た・出なかったの二択で読まないことが大切です。名前が出ていても説明が一般的な内容だけなら、AIは自社の強みを把握していない状態です。逆に名前が出なくても、引用元に自社のサイトが入っていることがあります。この場合は情報が読まれているのに答えに使われていない状態で、直すところが違います。答えの文章と引用元を合わせて読むと、状態の違いを見分けられます。

診断の結果を見るときは、答えの文章と引用元の2つをそろえて読みましょう。

関連記事:失敗しないAIO分析ツールの選び方!開発元が教える比較の判断基準

2. 一度きりの診断の限界

一度きりの診断と継続計測を左右に並べて比べています。一度の診断は今の一例を切り取るためゆらぎと区別できず前後を比べられません。継続計測はゆらぎをならし割合の推移で施策の前後を比べます。

一度きりの診断の限界は、答えのゆらぎと時間の変化を切り離せないところにあります。AIは同じ質問にも毎回少し違う答えを返すため、1回の結果が自社の平均的な見え方を表しているとは言えません。今日出なかった名前が明日は出ることも、その逆もふだんから起きています。1回の結果だけで施策を決めると、ゆらぎに振り回されるおそれがあります。

目安として、同じ質問を5回ほど投げると、名前が出る回数に幅があることが分かります。たとえば5回のうち2回出た質問と、5回のうち5回出た質問では、自社の見え方はまったく違います。1回だけの診断では、この2つを区別できません。

よくある失敗は、1回の診断で名前が出たことに安心してそのまま確認をやめてしまうことです。半年後に見直すと、競合の情報が増えて自社が答えから消えていることがあります。まずは同じ質問を日を分けて3回投げ、結果が同じかどうかを確かめてみましょう。

ゆらぎ:同じ質問でも答えは毎回少し変わります。
時間:参照されるサイトは日々更新されます。
比較:施策の前と後を比べる基準が1回では作れません。

一回の答えが一例にすぎない理由

一回の答えが一例にすぎないのは、AIが答えを作るたびに文章を組み立て直す仕組みだからです。同じ質問でも、取り上げる会社の順番や数が変わります。答えに出る会社の数が3社のときと5社のときでは、自社が入る確率も変わります。1回の結果は、何回か投げたときの分布の中の1点にすぎません。分布を知るには、同じ質問をくり返す必要があります。

まずは1つの質問を同じ日に3回投げ、答えの違いを見比べてみましょう。

施策の前後を比べられない

一度きりの診断では、施策の前と後を比べる基準が作れません。記事を足したり構造化データを整えたりしたあとに、見え方がどう変わったかは比べる元が無いと判断できません。施策の前に同じ質問での割合を記録しておくことで、変化を数字で確かめられます。基準が無いまま施策を続けると、効いているのかどうかを感覚で判断することになります。

施策を始める前に、比べる元になる割合を記録しておきましょう。

3. AIの答えが変わる理由

AIの答えが変わる理由は、答えの作り方そのもののゆらぎ・参照するサイトの更新・AIの仕様の変更・質問の言い回しの4つに整理できます。AIは毎回文章を組み立て直すため、同じ条件でも答えは少し変わります。さらに参照するウェブの情報が日々更新され、AIの側の仕組みも更新されます。質問の言い回しが少し違うだけでも、取り上げる会社が変わることがあります。

4つの理由のうち、自社で動かせるのは参照されるサイトの中身と、計測で使う質問の言い回しの2つです。答えのゆらぎと仕様の変更は自社では動かせないため、くり返し計測して平均で見ることで影響を小さくします。目安として、月に1回同じ質問を投げ続けると、仕様の変更があった時期も見分けられます。

よくある失敗は、答えが変わった理由を確かめずに自社の施策が効いた・効かなかったと決めてしまうことです。たまたまのゆらぎで出た結果を施策の成果と見てしまうと、次の判断がずれます。まずは4つの理由を表にして手元に置き、変化があったときにどれが原因かを考える習慣をつけましょう。

変わる理由 自社で動かせるか 対応の考え方
答えのゆらぎ 動かせない くり返して割合で見る
参照サイトの更新 一部は動かせる 自社サイトと掲載先を整える
AIの仕様の変更 動かせない 時期を記録して前後を比べる
質問の言い回し 動かせる 計測の質問を固定する

質問の言い回しによる違い

質問の言い回しによる違いは、同じ意図でも語が変わると答えが変わることを指します。「おすすめ」と「評判がよい」では、AIが参照する情報の種類が変わります。計測に使う質問は言い回しごと固定し、変えるときは別の質問として扱います。固定した質問で続けることで、変化の原因が言い回しなのか見え方なのかを切り分けられます。

まずは計測に使う質問を文章のまま一覧に書き出して固定しましょう。

参照元の更新と仕様の変更

参照元の更新と仕様の変更は、自社の施策とは関係なく起きる変化です。競合が新しい記事を公開すれば、AIが参照する情報は変わります。AIの側の仕組みが更新されると、答えの長さや取り上げる会社の数が一度に変わることもあります。こうした変化が起きた時期を記録しておくと、自社の数字が動いた理由を後から確かめられます。

計測の記録には、気づいた変化の日付を1行で書き添えておきましょう。

4. 継続して計測する意味

継続して計測する意味は、ゆらぎをならして自社の見え方を割合で把握し、変化に早く気づけることにあります。同じ質問を何度も投げ、名前が出た回数を割合にすると、1回の結果に左右されない数字になります。割合の推移を月ごとに並べると、施策の効果や競合の動きが数字の変化として見えてきます。計測を続けることが、施策の判断の土台になります。

目安として、1つの質問を月に5回ほど投げ、名前が出た割合を記録します。10問あれば月に50回の答えを読むことになり、手作業では負担が大きくなります。質問を複数のAIに投げて答えの文章をそのまま保存するツールを使うと、この作業を毎月くり返せます。

よくある失敗は、計測を始めたものの記録の形が毎回ばらばらで比べられなくなることです。質問・回数・日付・割合の4つを同じ表にそろえないと、推移が読めません。まずは記録の表の列を4つに決めてから計測を始めましょう。

継続計測で決めておくこと

質問:言い回しごと固定した10問前後の質問を使います。
回数:1問につき月に5回ほどを目安に投げます。
記録:質問・回数・日付・割合の4列で表にします。

名前が出た割合で見る

名前が出た割合で見るのは、1回の結果ではなく分布で判断するためです。5回のうち何回出たかを割合にすると、質問ごとの強さと弱さが数字で並びます。割合が低い質問は改善の候補で、高い質問は維持の対象になります。月ごとの割合を並べると、上がった質問と下がった質問が一目で分かります。割合は施策の優先順位を決める材料にもなります。

まずは質問ごとの割合を高い順に並べ替えて眺めてみましょう。

変化に早く気づける

継続計測は、変化に早く気づくための仕組みでもあります。月に1回の計測を続けていれば、割合が落ち始めた月にその場で気づけます。落ち始めてから3か月以内に手を打てば、立て直しの手間は小さく済みます。気づくのが半年後になると、競合の情報が積み上がり取り戻すのに時間がかかります。早く気づくことが、継続計測の大きな利点です。

毎月の計測日に、前月から下がった質問を1つ選んで理由を考えてみましょう。

あわせて読みたい:競合はAIに紹介されて自社は出ない?同じ質問で比べるAI競合分析の進め方

5. 質問の数と種類の考え方

継続計測を組み立てる4つの手順を横に並べています。質問を言い回しごと固定して10問前後にし、同じ質問を月に5回ほど投げ、質問・回数・日付・割合の4列で記録し、3種類に分けて集計して弱い場面を見ます。

質問の数と種類は、見込み客が実際に聞く場面を想定して10問前後を3種類に分ける形で考えると組み立てやすくなります。質問が少なすぎると自社の見え方の一部しか分からず、多すぎると記録が追いつきません。業種・地域・強みの3つの軸で質問を作ると、偏りが減ります。種類を分けておくと、どの場面で弱いかが見えてきます。

目安として、最初は10問前後から始めます。たとえば、比べて選ぶ場面の質問を4問、悩みから入る質問を3問、条件を指定する質問を3問といった配分です。地域の名前を入れる質問と入れない質問を混ぜると、地域での見え方と全国での見え方を分けて確かめられます。

よくある失敗は、自社が出やすい質問だけを選んで計測してしまうことです。割合は高く見えても、見込み客が実際に聞く質問では出ていないことがあります。まずは営業や受付で実際に聞かれた質問を3つ書き出し、計測の質問に加えましょう。

比べる質問:「おすすめの△△は」のように候補を挙げさせる質問です。
悩みの質問:「△△で困ったときは」のように悩みから入る質問です。
条件の質問:予算や場所など条件を指定して聞く質問です。

質問の種類を分ける

質問の種類を分けるのは、弱い場面を見つけるためです。比べる質問では出ているのに、悩みの質問では出ていないことがあります。この場合は、悩みに答える記事やよくある質問が足りていないことが考えられます。種類ごとに割合を集計すると、どの種類の情報を足すべきかが分かります。種類の分け方は最初に決め、途中で変えないようにします。

質問の一覧に種類の列を1つ足し、集計できる形にしておきましょう。

質問を増やすタイミング

質問を増やすタイミングは、最初の10問の記録が3か月分そろったあとが目安です。3か月分の割合が並ぶと、安定して出ている質問と出ていない質問が区別できます。新しい商品や新しい地域に広げるときも、質問を足す機会になります。増やすときは種類の配分を保ち、1回に足すのは3問以内にすると記録の負担が増えすぎません。

質問を足したら、足した日付を記録に残して前後を区別しましょう。

6. 競合との比較を続ける価値

競合との比較を続ける価値は、自社の割合の変化が自社の施策によるものか競合の動きによるものかを切り分けられることにあります。自社の割合だけを見ていると、下がった理由が分かりません。競合に同じ質問を同じ回数投げて並べると、競合が伸びたのか自社が落ちたのかが見えます。比較を続けることで、自社の位置を相対的に把握できます。

比べる指標は、紹介された回数・答えの中でのシェア・答えの中での順番の3つが基本です。トロパスのAI競合比較では、競合と自社に同じ質問を同じ回数投げてこの3つを並べ、競合だけが挙がった質問の一覧も出せます。手作業で行う場合も、同じ3つの指標を表にそろえると比べやすくなります。

よくある失敗は、競合を実際の商圏と関係のない大手に設定してしまうことです。見込み客が比べる相手でなければ、比較の結果は施策に結びつきません。まずは見込み客が実際に迷う相手を3社選び、比較の対象にしましょう。

紹介回数:同じ質問で何回名前が出たかを競合と並べます。
シェア:答えに出た会社のうち自社が占める割合を見ます。
順番:答えの中で何番目に紹介されたかを記録します。

競合だけが挙がった質問

競合だけが挙がった質問は、自社に足りない情報を示す手がかりです。同じ質問で競合は出て自社は出ない場合、AIがその質問の答えに使える情報が競合のサイトにはあり自社には無いと考えられます。その質問に答えるページや記事を用意することが、具体的な施策になります。競合だけが挙がった質問を一覧にすると、施策の候補がそのまま並びます。

まずは競合だけが挙がった質問を1つ選び、答えになる情報を自社サイトで探してみましょう。

比較の記録の残し方

比較の記録は、自社と競合を同じ表の隣の列に置く形で残します。月ごとに紹介回数・シェア・順番を書き込み、前月との差も1列足します。競合の数字が伸びた月には、その競合のサイトで何が増えたかを見に行きます。記録を続けると、競合の施策の傾向も見えてきます。比較は月に1回で十分で、毎日見る必要はありません。

比較の表には競合のサイトで気づいた変化も1行で書き添えておきましょう。

7. 検索データと合わせて見る理由

検索データと合わせて見る理由は、検索では上位なのにAIには出てこない言葉を見つけられることにあります。AIでの見え方だけを計測していると、どの言葉で情報が足りないのかが分かりません。Search Consoleの表示回数や平均順位と並べると、検索では評価されているのにAIに使われていない情報が浮かび上がります。2つのデータを重ねることで、施策の優先順位がはっきりします。

合わせて見るデータは、GA4の流入とSearch Consoleの順位の2つです。AIからの流入はGA4の参照元で確かめ、検索の順位と表示回数はSearch Consoleで確かめます。検索順位とAIでの露出を1枚の図に重ねて見られるツールを使うと、検索では上位なのにAIに出てこない言葉を色で見分けられます。

よくある失敗は、AIの計測と検索の数字を別の担当者が別の表で見ていることです。2つの数字が同じ場所に無いと、重ねて読む機会が生まれません。まずは同じ月の数字を1枚の表にまとめることから始めましょう。

見る数字 確かめる道具 分かること
AIでの紹介の割合 AIの答えの計測 自社がAIに使われているか
検索順位・表示回数 Search Console 検索で評価されている言葉
AIからの流入 GA4の参照元 AIを経由して来た人の数

検索では上位でもAIに出ない言葉

検索では上位でもAIに出ない言葉は、AIが答えに使いやすい形で情報が書かれていないことが考えられます。検索エンジンは見出しや本文の語で評価しますが、AIは結論が先に書かれた文章や質問と答えの形を引用しやすい傾向があります。上位のページに結論を先に置いた段落やよくある質問を足すと、AIに使われやすくなります。既に評価されているページを直す方が、新しく作るより早く結果が出ます。

まずはSearch Consoleで上位10位以内の言葉を書き出し、AIでの割合と並べてみましょう。

AIからの流入を確かめる

AIからの流入は、GA4の参照元にAIのサービスのドメインが出ているかで確かめます。AIの答えに引用元として自社のサイトが載ると、そこから人が訪れることがあります。流入の数は小さくても問い合わせにつながる割合は高いことがあるため、数だけで軽く見ないようにします。流入のあったページを見ると、AIがどのページを引用したかの手がかりになります。

GA4の参照元の一覧から、AIのドメインの行を月に1回確かめましょう。

こちらも読まれています:AI対策の成果を社内でどう説明する?月次レポートに載せる指標と伝え方

8. 無料お試しの上手な使い方

計測で重ねて読む4つの数字を中心から放射状に並べています。質問ごとの紹介の割合、競合3社との回数・シェア・順番の差、Search Consoleの表示回数と順位、GA4の参照元で見るAIからの流入です。

無料お試しを上手に使うには、始める前に質問と見る数字を決めておくことが大切です。期間の短いお試しでは、始めてから質問を考えていると日数が過ぎてしまいます。質問の一覧・比べる競合・確かめる数字の3つを先に用意しておけば、お試しの期間を結果の確認に使えます。準備ができていれば、継続するかどうかの判断も期間内に済みます。

トロパスは1週間の無料お試しで、計測の結果と改善提案を見てから継続を判断できます。メールアドレスでアカウントを登録し、GA4とSearch Consoleを数クリックで連携すると、初回の計測はその日のうちに確かめられます。料金は月額9,900円(税別)で初期費用は0円、最低利用期間はありません。

よくある失敗は、お試しを始めたあとに画面を1度見ただけで終えてしまうことです。1週間のうちに答えの文章を読み、競合との差と改善提案まで目を通さなければ、継続の判断材料がそろいません。まずはお試しの初日・3日目・7日目に見る項目を決めてから申し込みましょう。

質問の一覧:見込み客が聞く10問前後の質問を先に書き出します。
競合の設定:実際に比べられる3社を選んでおきます。
見る数字:紹介の割合・競合との差・検索との重なりの3つです。

始める前に決めておくこと

始める前に決めておくのは、質問・競合・見る数字の3つです。質問は言い回しごと固定し、種類を分けた一覧にしておきます。競合は見込み客が実際に迷う相手を3社に絞ります。お試しの終わりに何を見て判断するかを1行で書いておくと、期間中に迷いません。GA4とSearch Consoleにログインできる状態も確かめておきます。

申し込みの前に、この3つを書いた1枚のメモを用意しましょう。

お試しの期間中に見るところ

お試しの期間中に見るところは、答えの文章・競合との差・改善提案の3つです。初日は答えの文章を読み、自社がどう説明されているかを確かめます。3日目には競合との差を見て、競合だけが挙がった質問を書き出します。7日目に改善提案と検索データの重なりを見て、続ける場合の最初の施策を決めます。この順で見ると、1週間で判断に必要な材料がそろいます。

7日目には、続ける場合に最初に取り組む施策を1つ決めておきましょう。

9. 計測結果を施策につなげる流れ

計測結果を施策につなげる流れは、割合の低い質問を選ぶ・足りない情報を決める・ページを直す・同じ質問で再計測するの4つの手順で回します。計測だけを続けて施策に移さなければ、数字は変わりません。計測と施策を1か月の周期で回すことで、何が効いたかを確かめながら進められます。手順を決めておくと、担当者が替わっても同じ形で続けられます。

目安として、1か月に取り組む施策は1〜2件に絞ります。一度に多くのページを直すと、どの施策が効いたかを切り分けられません。施策を決めるときは、根拠になる数字と手間の目安を1行添えておきます。根拠が書いてあれば、1か月後の再計測で何を確かめればよいかが迷いません。

よくある失敗は、施策を実行したあとに再計測を忘れて次の施策に進んでしまうことです。効いたかどうかを確かめないまま進むと、効かない施策をくり返すおそれがあります。まずは施策を実行した日から1か月後の再計測の日を予定に入れましょう。

選ぶ:割合の低い質問から取り組む1〜2件を選びます。
直す:足りない情報を決めてページや記事を直します。
確かめる:1か月後に同じ質問で再計測して前後を比べます。

優先順位の決め方

優先順位は、見込み客が聞く頻度が高く割合が低い質問から決めます。頻度は営業や受付で聞かれる回数や、Search Consoleの表示回数を目安にします。競合だけが挙がった質問は、足りない情報がはっきりしているため早く取り組めます。1か月に1〜2件に絞ることで、再計測で効果を切り分けられます。優先順位の理由も1行で記録しておきます。

まずは割合の低い質問を頻度の高い順に3つ並べてみましょう。

施策の記録と再計測

施策の記録は、実行した日・直したページ・直した内容の3つを1行で残します。再計測は実行から1か月後を目安に、同じ質問を同じ回数で投げます。割合が上がった施策は他の質問にも広げ、変わらなかった施策は内容を見直します。記録と再計測の組を積み上げると、自社に効く施策の型が見えてきます。型が見えれば、次の施策を選ぶ時間も短くなります。

施策の記録と計測の記録は、同じ表の隣の列に置いて見比べましょう。

10. AIでの見え方を育てていくために

AIでの見え方を育てていくには、月に1回の計測と1〜2件の施策を同じ型でくり返すことが欠かせません。AIの答えに安定して名前が出る状態になるまでには、数か月単位の継続が目安になります。1回の診断で分かるのは出発点で、そこから先の変化を作るのは続ける仕組みです。仕組みが整えば、担当者の負担を抑えながら見え方を育てられます。

続ける仕組みは、担当者・計測の日・見直しの時期の3つを決めることで作れます。担当者は社内で数字を見る人を1人決め、計測は毎月同じ日に行います。見直しは3か月ごとに行い、質問の一覧と競合の設定が今の事業に合っているかを確かめます。株式会社TROBZは名古屋を拠点に、トロパスの開発と保守を自社で行っています。

よくある失敗は、最初の3か月で変化が見えないと計測そのものをやめてしまうことです。技術的な改善は比較的早く反映されますが、AIに安定して引用されるまでには時間がかかります。まずは6か月分の計測の予定を先に入れ、途中でやめない形を作りましょう。

担当:社内で数字を見る人を1人決めます。
周期:毎月同じ日に計測し、1〜2件の施策を実行します。
見直し:3か月ごとに質問と競合の設定を確かめます。

月1回の確認の型

月1回の確認は、30分で終わる型にすると続けやすくなります。最初の10分で質問ごとの割合を前月と比べ、次の10分で競合との差と検索データの重なりを見ます。最後の10分で次の施策を1〜2件決め、記録の表に書き込みます。毎月同じ順番で見ることで、見落としが減り判断も早くなります。型は紙1枚に書いて計測の日に手元に置きます。

次の計測日に、この3つの10分で確認を終える練習をしてみましょう。

担当と見直しの時期

担当と見直しの時期は、最初に決めて予定表に入れることが大切です。担当者が決まっていないと、計測は手の空いたときの作業になり途切れます。3か月ごとの見直しの日を先に予定に入れておくと、質問や競合の設定が古くなったまま続くことを防げます。見直しでは、続ける質問・入れ替える質問・足す質問の3つに分けて決めます。決めた内容は記録の表の一番上に1行で残します。

まずは担当者の名前と次の見直しの日を記録の表に書き込みましょう。

診断は出発点、継続計測で見え方を育てる

無料のAIO診断でわかるのは、今この時点でAIが自社をどう説明しているかという一例です。AIの答えは聞くたびに変わるため、1回の結果で施策を決めると判断がずれます。同じ質問をくり返し投げて名前が出た割合で見る継続計測に切り替え、競合と検索データも合わせて読むことで、施策の優先順位がはっきりします。無料お試しは質問と見る数字を先に決めてから使い、月1回の確認を同じ型でくり返します。

診断:今の一例を切り取る出発点として使います。
計測:割合と競合との差を月1回の型で続けます。
施策:1〜2件ずつ直して再計測し、効いた型を広げます。

AIO診断に関するよくある質問

Q
無料のAIO診断ツールの結果はどこまで信じてよいですか

A. 今この時点の一例として受け止めます。

AIの答えは聞くたびに変わるため、同じ質問を日を分けて3回ほど投げてから判断します。

Q
継続計測はどのくらいの頻度で行えばよいですか

A. 月に1回、同じ質問を同じ回数で投げます。

1問につき5回ほどを目安にし、名前が出た割合を前月と並べて推移を見ます。

Q
計測する質問はいくつ用意すればよいですか

A. 10問前後を3種類に分けて用意します。

比べる質問・悩みの質問・条件の質問を混ぜ、3か月分の記録がそろってから増やします。

Q
無料お試しの1週間で何を見ればよいですか

A. 答えの文章・競合との差・改善提案の3つです。

初日に答えの文章、3日目に競合との差、7日目に改善提案を見て続けるかを判断します。

ABOUT THE AUTHORこの記事の執筆者

畔栁 洋志KUROYANAGI YOJI

株式会社TROBZ 代表取締役

保有資格SEO検定1級(全日本SEO協会)

2024年に株式会社TROBZを創業。AI検索・SEO・MEOの対策サービスと、AI分析ツール「トロパス」を自社で開発・提供している。Mission:AI時代の見つかる仕組みを設計する

  • 2024年TROBZを創業
  • 6種類トロパス計測AI数
  • 12件導入事例を掲載
  • 95%以上サービス継続率

COMPANY運営会社

会社名
株式会社TROBZ(トロブズ)
設立
2024年11月12日
所在地
愛知県名古屋市中村区名駅3-4-10 アルティメイト名駅1st 2階
事業内容
生成AI検索最適化・SEO対策・MEO対策・Webサイト制作 ほか
法人番号
3180001164195

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