CONTACTお問い合わせ

KNOWLEDGE HUB

ナレッジハブ

2026/10/11

失敗しないAIO分析ツールの選び方!開発元が教える比較の判断基準

失敗しないAIO分析ツールの選び方!開発元が教える比較の判断基準

この記事でわかること
✔︎
比べる項目を10の観点で整理した一覧
✔︎
回答文と引用元が読めるかの確かめ方
✔︎
無料の試用期間で確かめる順番と手順

AIO分析ツールの選び方で、どの機能を比べれば失敗しないのか迷っていませんか。画面の見た目や機能の数だけで決めると、導入した後に知りたい数字が取れないと気づくことがあります。

結論として、回答の文章と引用元まで読めるかを最初の基準にすると、比べる軸がぶれません。そのうえで対応する生成AIの数、検索データとの連携、料金と契約期間を順に確かめます。この記事では、比べる項目を10の観点に分け、試用期間で確かめる手順まで整理しました。

読み終えるころには、候補のツールを1つに絞るところまで判断できるようになります。

1. AIO分析ツールでできること

AIO分析ツールでできることは、生成AIの答えに自社がどう出ているかを記録して比べることです。検索順位を測るツールとは違い、AIに質問を投げて返ってきた回答の中身を集めます。AIの答えは聞くたびに変わるため、人が手作業で確かめるだけでは傾向がつかめません。AIO分析ツールを使えば、同じ質問を決まった回数くり返し、結果を並べて残せます。

主な働きは、質問の送信・回答の保存・集計の3つに分けられます。質問は業種・地域・強みを組み合わせて5〜10個ほど用意するのが目安です。AIO分析ツールはその質問を複数のAIに投げ、社名が出た回数と回答文を記録します。集計した結果を月ごとに並べると、施策の前後で変化を比べる材料になります。

現場でよくある失敗は、機能の一覧だけを見て選び、何を知りたいのかを決めていないことです。目的が決まらないまま導入すると、画面を開いてもどの数字を見ればよいか分かりません。まずは「AIの答えで自社がどう紹介されているかを知りたい」のように、知りたいことを1文で書き出してください。

回答の記録:AIに投げた質問と返ってきた回答文を、日付とAIの名前つきで残します。
登場の集計:同じ質問をくり返し、社名が出た割合を数えます。
推移の比較:月ごとの結果を並べ、施策の前と後で何が変わったかを確かめます。

手作業で確かめる方法との違い

手作業でも、AIに質問して答えを読むことはできます。ただし1回の結果だけでは、たまたま出たのか毎回出るのかを区別できません。質問10個を5回ずつ聞けば、1か月で50回の作業になります。記録と集計の手間も毎月積み重なり、担当者が続けられなくなりがちです。手作業で続けられる量かどうかを、導入を決める前に一度数えてみてください。

計測と改善の両方に使える

AIO分析ツールの結果は、成果を測るだけでなく次の施策を決める材料にもなります。社名が出ない質問が分かれば、その質問に答える記事を足すという方向が見えます。回答文の中で誤った説明が見つかれば、会社概要やよくある質問を直すきっかけになります。測る・直す・また測るという流れが回ると、ツールの費用が作業の判断に結びつきます。導入の目的に「改善の手がかりを得る」を加えると、比べる機能の優先順位が決めやすくなります。

関連記事:AIO対策ツールの活用と競合分析の方法:AI検索時代に勝ち残るデータ戦略

2. 対応している生成AIの数と種類

AIO分析ツールでできることを、中心から4つに分けて示しています。質問と回答文を残す回答の記録、社名が出た割合を数える登場の集計、施策の前と後を比べる推移の比較、顧客が使うAIに対応しているかの4つです。

対応している生成AIは、自社の顧客が実際に使っているAIを含んでいるかで判断します。AIごとに参照する情報源や答え方が違うため、1つのAIで名前が出ても別のAIでは出ないことがあります。対応するAIが少ないと、見えていない場所で評価が決まってしまいます。数の多さそのものより、顧客の使うAIが入っているかが選ぶ基準になります。

2026年現在、よく使われる生成AIにはChatGPT・Gemini・Claude・Perplexityがあります。Googleの検索画面に出るAI Overviewsと、対話で答えるGoogleのAIモードも計測に入れておきたい場所です。これらを合わせると、確かめたい場所は6つほどになります。AIO分析ツールの説明に書かれたAIの名前を、この一覧と照らし合わせて確かめます。

よくある失敗は、「主要なAIに対応」という書き方だけを見て、具体的な名前を確かめないことです。後からGoogleの検索画面の答えが測れないと分かり、別の方法を探すことになります。比べる前に、候補のツールが対応するAIの名前を表に書き出してください。

対話型のAI:ChatGPT・Gemini・Claudeのように、質問に文章で答えるAIです。
調べものに強いAI:Perplexityのように、答えと一緒に参照先を示すAIです。
検索画面のAI:AI OverviewsとGoogleのAIモードは、検索の流れの中で答えを出します。

AIごとに結果が分かれる理由

生成AIは、それぞれ学習した情報と答えるときに読みに行く情報源が違います。そのため同じ質問でも、ChatGPTでは社名が出てGeminiでは出ないということが起こります。結果をAIごとに分けて見ると、名前が出にくいAIがはっきりします。全部を合計した数字だけでは、この差が平均に埋もれます。AIO分析ツールを比べるときは、AIごとの結果を分けて表示できるかを確かめてください。

顧客が使うAIから優先を決める

どのAIを重く見るかは、自社の顧客がどこで調べているかで決まります。仕事で調べものをする人なら対話型のAI、店を探す人なら検索画面のAIが入り口になりやすい傾向があります。商談や問い合わせのときに「どのAIで調べたか」を聞くと、優先するAIの手がかりになります。聞き取りは目安として3か月ほど続けると、偏りが見えてきます。集まった答えをもとに、ツールで重く見るAIを2つか3つに絞ってください。

3. 回答の文章まで読めるかどうか

回答の文章まで読めるかどうかは、AIO分析ツールを選ぶうえで最初に確かめる基準です。社名が出たかどうかの数字だけでは、どう紹介されたかが分かりません。同じ1回の登場でも、強みを正しく説明されたのか、他社と並べて名前だけ出たのかで意味は大きく違います。文章が残っていれば、AIが自社をどんな言葉で語っているかを読み返せます。

確かめる点は、回答文が全文で保存されるか・日付とAIの名前が付くか・後から探せるかの3つです。保存の期間も見ておきたい項目で、半年分ほどを見返せると施策の前後を比べやすくなります。回答文の中で自社と並んだ会社の名前が分かると、比べられている相手も見えてきます。デモ画面や試用で、1件の回答を開いて全文が読めるかを確かめます。

現場で見かける失敗は、グラフや割合の画面だけで判断し、回答文を一度も読まないことです。割合が上がっていても、誤った説明で名前が出ている場合があります。候補のAIO分析ツールでは、まず回答文を3件読んでから他の機能を見る順番にしてください。

確かめる点 読めると分かること
回答文の全文 自社がどんな言葉で説明されたか
並んだ会社の名前 どの会社と比べて紹介されたか
日付とAIの名前 いつ・どのAIで答えが変わったか
保存の期間 施策の前と後の答えの違い

数字だけでは見えないこと

紹介された割合のような数字は、変化の大きさをつかむのに向いています。一方で、なぜその数字になったのかは数字だけでは分かりません。回答文を読むと、AIがどのページの情報をもとに説明したかを推し量れることがあります。古い料金や終わったサービスが書かれていれば、直すべきページの見当がつきます。数字で変化を見つけ、文章で理由を探す順番で使い分けてください。

回答文を社内で共有する使い方

回答文は、社内の説明資料としてもそのまま使えます。AIが自社をどう紹介したかを文章で見せると、数字よりも状況が伝わりやすくなります。月に1回、代表的な回答を3件ほど選んで共有するだけでも、関係者の関心が集まります。営業や広報の担当者が読むと、伝えたい強みとAIの説明のずれに気づくこともあります。共有の場を作る前提で、回答文を書き出せるかも確かめておいてください。

4. 引用元のサイトが分かるかどうか

引用元のサイトが分かるかどうかは、改善の打ち手を決められるかに直結する基準です。AIは答えを作るとき、外部のサイトや自社サイトの情報を参照しています。どのサイトが読まれているかが分かれば、情報を整える場所を絞り込めます。引用元が見えないと、何を直せば答えが変わるのか見当がつきません。

確かめる点は、回答ごとの参照先のURLが記録されるか、よく参照されるサイトを集計できるかの2つです。集計の画面があれば、AIがくり返し読んでいるサイトを上から順に確かめられます。その中に自社の情報が載っていないサイトがあれば、掲載を頼む候補になります。自社サイトのどのページが参照されたかも分かると、手を入れるページの順番を決められます。

よくある失敗は、自社サイトの改善だけに目を向け、外部のサイトを見落とすことです。AIは比較サイトや地域の情報サイト、業界団体のページなども読んでいます。候補のツールで、1つの回答から引用元の一覧を開けるかを試してください。

回答ごとの参照先:1つの答えが、どのサイトの情報をもとに作られたかを確かめます。
よく読まれるサイト:参照された回数を集計し、AIが頼りにするサイトを並べます。
自社ページの参照:自社サイトのどのページが読まれたかを見て、直す順番を決めます。

外部サイトへの掲載を検討する

AIがよく読むサイトに自社の情報が無ければ、掲載を検討する価値があります。業界の一覧サイトや地域の情報サイトは、会社を紹介するときの参照先になりやすい場所です。掲載の依頼は、相手のサイトの方針に合わせて会社の事実を短くまとめて送ります。依頼してから載るまでには、目安として数週間かかることもあります。引用元の一覧から、掲載の候補を3つ選ぶところから始めてください。

自社サイトのどこを直すか

自社サイトの中で参照されたページが分かると、直す優先順位が決まります。よく読まれるページに古い情報があれば、まずそこを最新の内容に更新します。伝えたいサービスのページが一度も参照されていなければ、見出しと最初の段落に答えを書き足します。会社概要やよくある質問のページは、AIが事実を確かめる場所として読みやすい形です。参照の記録を見ながら、月に1〜2ページずつ手を入れてください。

あわせて読みたい:自社はChatGPTにどう紹介されているか。AI検索の答えを確かめる手順と見るべき点

5. 検索データとの突き合わせ

数字だけを見る場合と回答文まで読める場合を左右に並べています。数字だけでは社名が出た回数や割合のグラフは分かっても理由は見えません。回答文まで読めると紹介の言葉や引用元のサイトが分かり、検索の数字とも並べられます。

検索データとの突き合わせができるAIO分析ツールなら、AIでの露出と検索からの流入を同じ画面で比べられます。AIの答えに名前が出ると、その後に社名で検索する人が増えることがあります。AIの結果だけを見ていると、この流れが成果として数えられません。検索の数字と並べることで、AIO対策がサイトの訪問にどうつながったかを確かめられます。

連携先としてよく使われるのは、Googleアナリティクス(GA4)とSearch Consoleの2つです。GA4では、AIのサービスから来た訪問を参照元で分けて見られます。Search Consoleでは、キーワードごとの表示回数・クリック数・平均順位が分かります。連携の設定が数クリックで終わるか、手作業で数字を書き写す必要があるかも比べる点です。

よくある失敗は、AIの結果と検索の数字を別々の画面で見て、比べないまま月を終えることです。2つの画面を行き来するだけでも、担当者の手間は毎月積み重なります。試用の段階で、GA4とSearch Consoleを実際につないで同じ画面に出るかを確かめてください。

指名検索の推移:社名での検索の表示回数を見て、AIで名前を知った人の動きを追います。
AIからの訪問:GA4の参照元で、AIのサービスから来た訪問を分けて数えます。
言葉ごとの重なり:検索で上位の言葉とAIで名前が出る言葉を並べ、差を見つけます。

検索で強くAIで弱い言葉を探す

検索とAIの結果を重ねると、ずれのある言葉が見つかります。検索では上位に出ているのに、AIの答えには名前が出ない言葉がその代表です。こうした言葉はすでに評価されているページがあるので、AI向けに手を入れる候補として優先しやすくなります。反対にAIでだけ名前が出る言葉は、検索向けの記事を足す候補です。ずれの一覧を作り、上から順に施策を決めてください。

数字の取り込みにかかる日数

GA4やSearch Consoleとつないだ直後は、数字が出そろうまで時間がかかることがあります。Search Consoleの数字は、もともと数日遅れで反映される仕組みです。連携したその日にすべての数字が並ぶとは限らないため、数日待ってから判断する前提で試用を組みます。連携を初日に済ませると、残りの日数を比べる作業に使えます。申し込みの前に、GA4とSearch Consoleの管理者の権限があるかを確かめておいてください。

6. 競合との比較の方法

競合との比較では、同じ質問を同じ回数だけ投げて比べられるかを確かめます。条件がそろっていないと、自社と競合の差が本当の差なのか聞き方の違いなのか区別できません。AIの答えは揺れるので、回数をそろえた割合で比べることが前提になります。この条件をAIO分析ツールが自動でそろえてくれるかどうかで、比較の信頼度が変わります。

比べる指標は、紹介された回数・全体に占める割合・回答文の中で挙がった順番の3つが基本です。競合は3〜5社ほどに絞ると、結果を読み比べる手間が増えすぎません。さらに、競合だけが挙がった質問の一覧が出ると、自社が取りこぼしている場面が分かります。この一覧は、次に書く記事やページの題材を選ぶ材料にもなります。

よくある失敗は、思いつく競合をすべて登録し、数字が多すぎて読めなくなることです。比べる相手が10社を超えると、どこに差があるのかが見えにくくなります。まずは商談でよく名前が挙がる会社を3社選び、そこから比較を始めてください。

競合比較で確かめる3点

条件:同じ質問を同じ回数だけ投げ、割合で比べられるか
指標:紹介回数・割合・回答文の中での順番が並ぶか
取りこぼし:競合だけが挙がった質問の一覧が出るか

比べる競合の選び方

比べる競合は、検索の順位ではなく顧客が実際に比べている会社から選びます。商談の場で「ほかにどこを検討しているか」を聞くと、顧客の目に入っている会社が分かります。地域で商売をしている会社なら、同じ地域で同じサービスを出している会社が中心になります。AIの答えでよく並ぶ会社を候補に足すのも1つの方法です。半年に1回ほど、比べる相手を見直してください。

比較の結果を読むときの注意

競合より紹介回数が少なくても、それだけで負けていると決めつけないようにします。回答文を読むと、競合は価格の安さで挙がり、自社は対応の早さで挙がっていることもあります。紹介される理由が違えば、目指す顧客も違う可能性があります。数字の大小と合わせて、どの言葉と一緒に名前が出たかを確かめます。比較の結果は、自社の強みが答えに表れているかを確かめる材料として使ってください。

7. 改善の提案が出るかどうか

改善の提案が出るかどうかは、計測の結果を次の作業に変えられるかを左右します。数字を見るだけのAIO分析ツールだと、何をすればよいかを担当者が自分で考える必要があります。社内にAIO対策の経験者がいない場合、結果を見ても手が止まりがちです。提案が出るツールなら、計測から施策までの距離が短くなります。

見ておきたいのは、提案に根拠の数字が付いているか・手順が具体的か・手間の目安が書かれているかの3点です。「よくある質問のページに答えを1つ足す」のように、作業の単位まで分かれた提案なら担当者がすぐ動けます。根拠が自社の計測データかどうかも確かめます。どの会社にも同じ内容を出す一般論の提案では、自社に合う順番が分かりません。

よくある失敗は、提案の数の多さで選び、実行できる量を超えてしまうことです。毎月の作業時間が限られている会社では、手を付けられる件数にも限りがあります。試用期間中に出た提案から1件を選び、実際に作業して手間を確かめてください。

根拠の数字:提案の理由が、自社の計測結果のどの数字から来ているかを確かめます。
作業の手順:誰が何をするかまで分かれているかを見ます。
手間の目安:かかる時間の見込みがあると、月の作業に組み込みやすくなります。

提案を優先順位で並べる

提案が出たら、効果の見込みと手間の2つで並べ替えます。手間が小さく効果が見込める提案から始めると、早い時期に変化を確かめられます。会社概要や構造化データの見直しは、記事を一から書くより手間が小さい作業になりやすい項目です。新しい記事の制作は時間がかかるので、月の計画に入れて進めます。並べ替えた結果をメモに残し、翌月の計測で効果を見比べてください。

AIに相談できる機能の使い方

AIO分析ツールによっては、計測データを読み込んだAIにチャットで相談できる機能があります。「この質問で自社が出ないのはなぜか」と聞くと、データをもとに考えられる理由を返してくれます。社内に詳しい人がいなくても、施策の優先順位を言葉で確かめられるのが利点です。ただしAIの答えは判断の材料であり、最終的に決めるのは担当者です。相談の内容と決めたことを記録に残し、次の月の計測で結果を確かめてください。

こちらも読まれています:AIO対策の効果測定はどこを見る?AI引用と検索流入を一緒に追う指標の選び方

8. 料金体系と契約期間の確認

毎月くり返す計測の流れを円環で示しています。同じ質問を同じ回数で計測し、競合と比べて競合だけの質問を探し、手間の小さい順に提案を選んで作業し、翌月に効果を比べます。判断は3か月ほどを目安にします。

料金体系と契約期間は、月額の総額と途中でやめられる条件の2つで確かめます。AIO対策は、変化が出るまでに目安として数か月単位の継続が必要です。そのため1か月の料金ではなく、半年から1年続けたときの総額で比べます。初期費用やオプション料金があると、月額だけを見た比較では差が見えません。

確かめる項目は、初期費用・月額料金・機能ごとの追加料金・最低利用期間・計測するサイトの数の5つです。月額が安くても、回答文の保存や競合比較が別料金になっている場合があります。複数のサイトを測るなら、1サイトあたりの料金で並べ直します。見積もりをもらうときは、使いたい機能をすべて入れた形で出してもらいます。

よくある失敗は、年間契約の割引に引かれて、試す前に長い期間で契約してしまうことです。使い始めてから必要な機能が無いと分かっても、途中で解約できないことがあります。契約の前に、最低利用期間と解約の手続きを書面で確かめてください。

確かめる項目 見るときの観点
初期費用 導入のときにかかる金額があるか
月額料金 半年・1年続けたときの総額
追加料金 回答文の保存や競合比較が別料金か
最低利用期間 途中でやめられるか・解約の手続き
サイトの数 1サイトあたりの料金で並べ直す

総額で比べる計算の仕方

総額は、初期費用に「月額料金×続ける月数」を足して出します。計算の例として、TROBZが提供するトロパスは月額9,900円(税別)で初期費用が0円です。この場合は1年続けると118,800円(税別)になります。追加料金がある場合は、使う予定の機能の分を月額に足してから掛け算します。候補ごとに同じ期間・同じ機能で1年分の総額を表に書き出してください。

契約期間の縛りを確かめる

最低利用期間があるAIO分析ツールでは、合わないと分かってもその期間は料金がかかり続けます。AIの仕様は変わりやすく、半年後に必要な機能が変わることもあります。そのため最初の契約は月単位でやめられる形を選ぶと、見直しがしやすくなります。年間契約の割引は、3か月ほど使って合うと分かってから検討しても遅くありません。申し込みの前に、解約の連絡先と締め日を控えておいてください。

9. 無料で試せる期間の使い方

無料で試せる期間は、自社の質問で回答文と引用元が読めるかを確かめるために使います。デモの画面は見本のデータなので、自社の業種や地域で同じように測れるかは分かりません。試用で自社のサイトをつなぎ、実際の答えを読むことで初めて比べられます。期間が1週間ほどと短い場合もあるため、確かめる順番を先に決めておきます。

手順の目安は、初日に連携と質問の登録を済ませ、2日目から答えを確かめる流れです。最後の2日は、費用と手間の見積もりに使います。質問は本番で使う予定のものを5個ほど入れると、結果を読み比べやすくなります。たとえばトロパスには1週間の無料お試しがあり、計測結果と改善提案を見てから続けるかを決められます。試用の終わりに、確かめた項目を表にまとめて候補どうしで並べます。

よくある失敗は、試用を申し込んだまま忙しくて画面を開かず、期間が終わってしまうことです。これでは比べる材料が残らず、料金だけで決めることになります。申し込む日に、試用の最終日と確かめる項目をカレンダーに入れてください。

初日:GA4とSearch Consoleをつなぎ、自社の質問を登録します。
中日:回答文・引用元・競合との比較を開き、読めるかを確かめます。
最終日:提案の中身と費用を見比べ、続けるかどうかを決めます。

試用で確かめる順番

試用では、回答文の確認を最初に行います。回答文が読めなければ、ほかの機能がそろっていても選ぶ理由が弱くなるからです。次に引用元、検索データとの突き合わせ、競合との比較の順で開いていきます。基準の重い順に確かめると、途中で時間が足りなくなっても大事な判断は終わっています。確かめた結果は、できた・できないの2択で表に記録してください。

複数のツールを同時に試すとき

候補が2つ以上あるなら、同じ週に試用を始めると比べやすくなります。AIの答えは時期によって変わるため、試す時期がずれると結果の差がツールの差かどうか分かりません。質問もすべてのツールで同じものを登録します。並べて見ると、同じ質問でも表示の分かりやすさに差があることに気づきます。比べる候補は多くても3つまでに絞り、1つずつ確かめてください。

10. 自社に合うツールで計測を続けるために

自社に合うツールで計測を続けるには、見る日と見る数字を最初に決めておくことが欠かせません。どれだけ機能のそろったAIO分析ツールでも、開かなければ結果は判断に使われません。AIO対策の変化は数か月単位で表れるため、1回の結果より続けて見ることに意味があります。計測を習慣にできるかどうかで、ツールの費用が生きるかが決まります。

続けるための形として、月に1回の確認日と、そこで見る数字を3つほど決めます。たとえば紹介された割合、指名検索の表示回数、競合だけが挙がった質問の件数の3つです。確認にかける時間は1回30分ほどを目安にし、気づいたことを施策のメモに残します。四半期ごとに3か月分を並べると、施策と結果の関係が見えてきます。

よくある失敗は、導入した月だけ熱心に見て、3か月目には誰も開かなくなることです。担当者が1人だけだと、異動や休みで計測が止まりがちです。確認日を会議の予定に組み込み、2人以上で結果を見る形にしてください。

確認の日:毎月同じ日に結果を開き、見る数字を3つに絞ります。
記録の形:気づいたことと次の作業を、施策のメモとして残します。
見直しの時期:四半期ごとに質問と競合を見直し、測る中身を今に合わせます。

社内で報告するときの形

社内への報告は、数字1つと回答文1つを組み合わせると伝わりやすくなります。数字だけでは状況が想像しにくく、文章だけでは変化の大きさが分かりません。「紹介された割合が先月より上がった」と示し、実際の回答文を1件添える形が使いやすい組み方です。A4の1枚にまとめられるレポートの機能があれば、作る手間が減ります。報告の形を決めたら、毎月同じ形で出すようにしてください。

計測を見直すタイミング

計測の中身は、事業の変化に合わせて見直します。新しいサービスを始めたときや、力を入れる地域が変わったときは、質問の一覧を書き換える時期です。ただし質問をたびたび変えると、前の月と比べられなくなる点に気をつけます。見直しは四半期に1回など時期を決め、変えた日を記録に残します。変える前と後の結果を分けて見られるように、質問の一覧に日付を付けておいてください。

回答文から順に確かめて候補を1つに絞る

AIO分析ツールの選び方は、機能の数ではなく自社が知りたいことに合うかで決まります。最初に回答文と引用元が読めるかを確かめ、次に対応するAI・検索データとの連携・競合比較・提案の中身を見ます。料金は1年分の総額と最低利用期間で比べ、無料の試用期間で実際の答えを読んでから決めてください。

基準の順番:回答文と引用元を最初に確かめ、ほかの機能はその後に見ます。
料金の比べ方:初期費用と追加料金を含めた1年分の総額で並べます。
試用の使い方:自社の質問を登録し、同じ週に同じ質問で候補を比べます。

AIO分析ツールの選び方に関するよくある質問

Q
AIO分析ツールは何を基準に選べばよいですか。

A. 回答の文章と引用元まで読めるかを最初の基準にします。

社名が出た回数だけでは、どう紹介されたかが分かりません。回答文が読めれば、直すページや掲載を頼むサイトの見当がつきます。

Q
対応しているAIは多いほどよいですか。

A. 数よりも、顧客が使うAIが含まれているかで判断します。

ChatGPT・Gemini・Claude・Perplexity・AI Overviews・GoogleのAIモードのうち、顧客の使うものが入っているかを確かめます。

Q
無料の試用期間では何を確かめればよいですか。

A. 自社の質問で実際の答えが読めるかを確かめます。

初日にGA4とSearch Consoleをつなぎ、質問を5個ほど登録します。回答文・引用元・競合比較の順で開いて確かめます。

Q
契約期間はどのくらいがよいですか。

A. 最初は月単位でやめられる契約を選ぶと見直しがしやすくなります。

AIO対策の変化は数か月単位で表れるため、3か月ほど使って合うと分かってから長い契約を検討します。

ABOUT THE AUTHORこの記事の執筆者

畔栁 洋志KUROYANAGI YOJI

株式会社TROBZ 代表取締役

保有資格SEO検定1級(全日本SEO協会)

2024年に株式会社TROBZを創業。AI検索・SEO・MEOの対策サービスと、AI分析ツール「トロパス」を自社で開発・提供している。Mission:AI時代の見つかる仕組みを設計する

  • 2024年TROBZを創業
  • 6種類トロパス計測AI数
  • 12件導入事例を掲載
  • 95%以上サービス継続率

COMPANY運営会社

会社名
株式会社TROBZ(トロブズ)
設立
2024年11月12日
所在地
愛知県名古屋市中村区名駅3-4-10 アルティメイト名駅1st 2階
事業内容
生成AI検索最適化・SEO対策・MEO対策・Webサイト制作 ほか
法人番号
3180001164195

CONTACT

GET IN TOUCH

サービスに関するお問い合わせ、
資料のご請求はこちらから承っております

お問い合わせはこちら