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2026/10/13

AI Overviewsに引用されるサイトの条件とは?検索結果の上に出る答えへの備え方

AI Overviewsに引用されるサイトの条件とは?検索結果の上に出る答えへの備え方

この記事でわかること
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AI Overviewsに引用されるための前提条件
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要約に使われやすいページの書き方の型
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表示されたかを記録して確かめる手順

AI Overviews対策を始めたくても、検索結果の上に出る答えに自社のページがどう選ばれるのか分からず手が止まっていませんか。検索順位は上位なのに、AIの答えの横には別のサイトが並ぶこともあります。

結論として、引用されるのは問いにすぐ答えるページです。索引に登録されていることを前提に、見出しの直後の結論・表や手順の整理・出典の示し方を整えることが近道になります。この記事では、Googleの検索セントラルの案内で確かめられる範囲に絞って書き方と確かめ方を整理しました。

読み終えるころには、自社のどのページから手を入れるかまで判断できるようになります。

1. AI Overviewsの表示の仕組み

AI Overviewsは、質問への答えを生成AIが要約して検索結果の一番上に出す機能です。日本語の画面では「AIによる概要」という名前で表示されます。答えの文章の横や下には、内容のもとになったウェブページへのリンクが並びます。読む人は要約で全体をつかみ、詳しく知りたいときにリンク先のページへ進む流れになります。

Googleの検索セントラルの案内によると、この機能はクエリファンアウトという方法を使うことがあります。これは1つの質問を関連する複数の検索に分けて情報を集める方法です。流れは、質問を分ける・ページを集める・答えをまとめるの3段階と考えると分かりやすくなります。そのため、1つの答えの横に複数のサイトのリンクが並ぶことも珍しくありません。

よくある誤解は、表示されるために専用の設定が要ると考えることです。Googleは、表示の対象になるための特別な技術的な条件は無いと案内しています。通常の検索で表示されていないページは、AIの要約に引用される候補にも入りません。まずは自社の主要なページが通常の検索結果に出ているかを確かめてください。

要約の文章:質問への答えを数段落の文章にまとめて表示します。
参照のリンク:答えのもとになったページへのリンクが、要約の横や下に並びます。
表示の有無:すべての検索ではなく、AIの要約が役に立つとGoogleが判断した質問で出ます。

表示される質問とされない質問

AIによる概要は、すべての検索で表示されるわけではありません。Googleは、複数の観点を含む質問や込み入った質問で役に立つ機能だと説明しています。会社名だけの検索のように答えが1つに決まる検索より、比べる・調べる質問で目にする場面が多くなります。自社の顧客が実際に使う質問で表示されるかを見ることが出発点です。まずは顧客から受ける質問を10個書き出し、Googleで検索してみてください。

答えの横に並ぶリンクの役割

要約の横に並ぶリンクは、答えの裏付けとなったページを示すものです。リンクを開くと、要約に書かれた内容の詳しい説明を読めます。Googleは、このリンクが幅広いサイトへの入り口になるよう作っていると説明しています。引用元として選ばれることが露出の中心になると考えておくと、取り組む内容がはっきりします。自社の分野の質問で、どのサイトがリンクに並んでいるかを記録してください。

関連記事:AIO対策とは?生成AIの回答に自社が引用されるための始め方

2. AIによる概要と通常の検索結果の関係

AI Overviewsが答えを出すまでを4段階で横に並べています。クエリファンアウトで質問を複数の検索に分け、スニペット付きで表示できる登録済みのページから選び、数段落の文章に要約して、裏付けのページをリンクで示します。

AIによる概要と通常の検索結果は、同じ索引をもとに作られる関係です。索引とは、Googleが集めて登録したページの一覧のことで、AIの要約はこの中から情報を選んで作られます。そのため、索引に入っていないページはAIによる概要にも引用されません。通常の検索で評価される土台が、そのままAIの要約の土台にもなります。

Googleの案内では、引用の候補になる条件は索引に登録されていることと、スニペット付きで表示できることの2つです。スニペットとは、検索結果でページの題名の下に出る短い説明文のことです。この2つを満たしたうえで、質問との関係の深さや情報の確かさで選ばれます。つまり、SEOで整えてきた基本はAIの時代にも無駄になりません。

現場でよくあるのは、AI対策を急ぐあまりSEOの基本を後回しにしてしまうケースです。索引の登録が止まっているページは、AIの答えの候補にも入りません。Search Consoleのページのインデックス登録のレポートを開き、主要なページが登録済みかを確かめてください。

項目 通常の検索結果 AIによる概要
表示の形 ページの題名と説明文の一覧 質問への答えの要約とリンク
元になる情報 索引に登録されたページ 索引に登録されたページ
選ばれ方 質問ごとに順位が付く 答えの裏付けとして引用される

検索順位と引用元は一致するとは限らない

通常の検索で1位のページが、AIによる概要でも引用されるとは限りません。AIは質問を複数の検索に分けて調べるため、関連する別の質問で上位のページが選ばれることもあります。反対に、順位が中ほどでも、問いにぴったり答える段落があれば引用されることがあります。順位とは別に引用の有無を確かめる必要があるのはこのためです。主要な質問ごとに、順位と引用の有無を並べた表を作ってください。

索引に入っていることが前提

引用の候補になるには、ページがGoogleの索引に登録されている必要があります。新しく作ったページは、公開から登録までに数日から数週間かかることがあります。robots.txtで巡回を止めていたり、noindexの指定が残っていたりすると登録されません。公開後に登録状況を確かめるまでを作業の一部にしておくと、取りこぼしが減ります。Search ConsoleのURL検査で、新しいページが登録済みかを確かめてください。

3. 引用されやすいページの書き方

引用されやすいページは、1つの問いに対して答えをはっきり書いたページです。AIは答えの裏付けになる文を探すため、問いと答えの組が見つけやすいページほど使いやすくなります。Googleも、AIの機能に向けた特別な書き方は無く、人のために役立つ内容を作ることが基本だと案内しています。読む人に分かりやすいページは、AIにとっても読み取りやすいページです。

書き方の手順は、問いを決める・答えを先に書く・理由と具体例を足すの3段階に分けられます。問いは顧客が実際に検索する言葉で決め、答えは1〜2文で言い切ります。そのあとに理由・数字・事例を続けると、要約に使える文と根拠になる文がそろいます。1ページの長さより、問いへの答えの場所が一目で分かることを優先します。

よくある失敗は、1ページに5つも6つもの話題を詰め込み、どの問いに答えるページか分からなくなることです。話題が散ると、どの段落を引用すればよいかもぼやけます。題名と最初の段落を読んで答える問いが言えないページは、書き直しの候補です。今あるページの題名を見直し、1ページで答える問いを1つに決めてください。

問いの決め方:顧客が検索に入れる言葉のまま問いを立てます。
答えの書き方:問いの直後に、1〜2文で結論を言い切ります。
根拠の足し方:理由・数字・事例を、答えのあとに順に並べます。

問いを1ページに1つ絞る

ページを作るときは、まず答える問いを1つに決めます。たとえば「費用」と「選び方」は、顧客が調べる場面も知りたいことも違います。2つを1ページに混ぜるより、別のページに分けて互いにリンクでつなぐほうが役割がはっきりします。題名を読めば問いが分かる状態が、引用されやすいページの出発点です。今あるページの題名を一覧にし、問いが2つ以上混ざったものを分けてください。

言葉の定義をはっきり書く

専門用語を使うときは、最初に出てきた場所で意味を説明します。AIは用語を説明した文を、答えの一部として使うことがあります。「AIOとは、AIの答えに自社の情報が使われるよう整える取り組みです」のように、主語と説明を1文にまとめると取り出しやすくなります。言い換えや略語を混ぜると、同じものを指しているかが読み取りにくくなります。ページの中で使う用語を書き出し、表記を1つにそろえてください。

4. 見出し直後に結論を置く理由

見出しの直後に結論を置くのは、見出しの問いへの答えがすぐ見つかる形になるからです。AIは見出しを手がかりに、その下の段落が何について書かれているかを読み取ります。見出しのすぐ下に答えがあれば、問いと答えの組として扱いやすくなります。人が読むときも、最初の数行で知りたいことが分かるため読み進める理由が生まれます。

書き方は、結論・理由・具体例・もう一度結論の4つの順で組み立てます。結論の文は80〜120字ほどを目安にし、1文で意味が通る長さにします。理由は1〜2文、具体例は数字や手順を入れて2〜3文を目安にします。この順で書くと、どの段落を切り出しても意味が通る文章になります。

現場でよく見られるのは、背景や前置きから書き始めて結論が段落の最後に来る書き方です。前置きが長いと、見出しの問いに答える文がどれなのか分かりにくくなります。前置きは結論の後ろに回しても、読む人が困ることはほとんどありません。今あるページの見出しを1つ選び、その直後の1文だけで問いに答えられているかを読み直してください。

結論を先に置く書き方

1文目:見出しの問いにそのまま答える文を置きます。
2〜3文目:その答えになる理由を短く添えます。
4文目以降:数字・手順・事例で答えを裏付けます。

結論の文の長さの目安

結論の文は、1文で意味が完結する長さにします。「〜については後で説明します」のように、続きを読まないと分からない書き方は避けます。目安として80〜120字ほどに収め、主語と答えが同じ文に入るようにします。指示語で始めないことも欠かせない点で、「これは」で始まる文は単独で読むと意味が通りません。見出しの直後の文を抜き出し、それだけ読んで意味が分かるかを確かめてください。

見出しを質問の形に近づける

見出しは、顧客が検索に入れる質問に近い言葉で書きます。「料金について」より「料金は何で決まるか」のほうが、どの問いに答える段落かがはっきりします。質問の形に近い見出しは、AIが問いと答えの組を見つける手がかりになります。ただし、すべてを疑問文にすると読みにくくなるため、1ページの半分ほどを目安に取り入れます。顧客から受ける質問の言い回しを集め、見出しの言葉と見比べてください。

あわせて読みたい:名古屋市の会社が取り組むAI検索対策。ChatGPTに名前が出る条件の基本

5. 表や手順で整理された情報の強み

問いに答えるページを中心に、引用されやすい書き方を3つに分けています。見出しの直後に80〜120字で結論を先に置くこと、HTMLの表と5〜7段の手順で整理すること、用語を1文で定義して表記をそろえることです。

表や番号付きの手順は、情報の区切りがはっきりして取り出しやすい形です。文章だけで比べると、どの値がどの項目に当たるかを読み手が組み立てる必要があります。表なら行と列で関係が決まり、手順なら順番が番号で示されます。AIが答えをまとめるときも、区切りの明確な情報は取り違えが起こりにくくなります。

使い分けの目安は、2つ以上の対象を比べるなら表、順序のある作業なら番号付きの手順です。表は3〜5行・2〜4列ほどに収めると、1画面で全体が見渡せます。手順は1つの段階に1つの作業を書き、段階の数は5〜7段ほどにとどめます。どちらも、表や手順の前に1文の説明を置いて何をまとめたものかを示します。

よくある失敗は、表を画像で載せてしまうことです。画像の中の文字は、検索エンジンやAIが文章として読み取りにくくなります。画像に代替テキストを付けても、表の行と列の関係までは伝わりません。表はHTMLの表で作り、画像で載せている表があれば作り直してください。

比べる情報:料金や機能の違いは、HTMLの表で行と列にまとめます。
順序のある情報:申し込みや設定の流れは、番号付きの手順で書きます。
条件のある情報:「こういう場合はこうする」は、条件ごとに見出しを分けます。

比較は表にまとめる

2つ以上のものを比べるときは、表にまとめると違いが一目で分かります。列には比べる対象、行には比べる観点を置くと、横に読めば違いが分かる形になります。セルの中は短い言葉にとどめ、詳しい説明は表の下の文章に書きます。表の値は本文の説明と同じ表記にしておくと、内容の食い違いを防げます。自社のサービスを比べて説明している段落を探し、表に置き換えられるかを試してください。

手順は番号付きで書く

順序のある作業は、番号付きの手順で書きます。1つの段階に1つの作業を書き、「〜して〜する」と2つの作業を混ぜないようにします。段階ごとにかかる時間や必要なものを添えると、読み手が準備しやすくなります。段階の数を数えられる形にしておくと、答えを「3つの手順」のようにまとめる材料になります。サイトの中で流れを説明している段落を探し、番号付きの手順に直してください。

6. 出典と一次情報の示し方

出典と一次情報は、内容が確かだと判断する手がかりとして示します。Googleは、経験・専門性・権威性・信頼性を表すE-E-A-Tという考え方で、役に立つ内容を評価すると説明しています。数字や制度の説明に出典のリンクがあれば、読む人もその場で確かめられます。自社の経験から書いた一次情報は、ほかのページには無い答えの材料になります。

示し方の手順は、数字の出どころを書く・公式の資料へリンクする・自社の経験を分けて書くの3つです。数字には「〇〇の公式サイトによると」のように出どころを本文に添えます。リンク先は、官公庁や業界団体などの公的な資料や、サービスの公式ドキュメントを選びます。自社の経験は「現場で見られる傾向として」のように、調査の数字と混ざらない書き方にします。

よくある失敗は、出どころの分からない数字を「〜と言われています」とだけ書くことです。読む人は確かめようがなく、内容全体の信頼も下がります。数字を外しても、手順や判断の基準を具体的に書けば内容の厚みは保てます。ページの中の数字を1つずつ確かめ、出どころを書けないものは外してください。

公的な資料:数字や制度の説明には、公式の資料へのリンクを添えます。
書き手の情報:誰が書いたかを示し、経歴のページへ案内します。
一次情報:自社の事例や手順など、経験から書いた内容を分けて示します。

公的な資料へのリンクの付け方

リンクは、数字や制度を説明したその文の近くに付けます。記事の最後に参考資料をまとめるだけでは、どの文の根拠なのかが分かりにくくなります。リンクの文字は「こちら」ではなく、資料の名前が分かる言葉にします。リンク先が今も開けるかを、記事を見直すたびに確かめることも欠かせません。記事の中の数字を一覧にし、それぞれに出典のリンクが付いているかを確かめてください。

自社にしか書けない情報を足す

一次情報とは、自社の現場の経験や、実際に試した手順から得た情報のことです。たとえば「相談で多い質問」「作業にかかった日数」「つまずきやすい手順」などが当たります。ほかのページと同じ説明だけでは、AIがあえて自社のページを選ぶ理由が生まれにくくなります。経験から書いた具体的な1段落を足すだけでも、ページの役割が変わります。顧客から受けた質問を記録し、答えをページの中に書き足してください。

7. AI Overviewsに表示されたかを確かめる方法

表示されたかを確かめるには、決めた質問を決まった間隔で検索して記録することが基本です。AIの要約は、同じ質問でも検索する時期や人によって中身が変わることがあります。1回だけ見て判断すると、たまたま出た結果を全体の傾向と取り違えます。記録を続けることで、引用の有無の変化が見えるようになります。

Search Consoleでは、AIの機能からの表示やクリックは検索パフォーマンスのレポートの「ウェブ」に含めて集計されます。Googleの案内のとおり、AIの機能だけを分けた数字はこのレポートでは出ません。そのため、手作業で検索して記録するか、記録を残すツールを使う方法を組み合わせます。質問は10〜20個ほどから始め、月に2〜4回同じ質問を検索するのが目安です。

よくある失敗は、担当者が思いついた言葉で毎回違う検索をしてしまうことです。質問が変わると、結果が変わった理由が質問のせいなのか分かりません。調べる質問を一覧に固定し、検索した日と結果を同じ表に書き残してください。

確かめ方 分かること 手間
手作業で検索 要約の文と並ぶリンク 質問の数だけ毎回かかる
Search Console ウェブ検索全体の表示とクリック 少ない(AIの機能だけは分けられない)
記録を残すツール 引用の有無と回答文の変化 最初に質問を決める手間

手作業で確かめるときの決まり

手作業で確かめるときは、検索する条件をそろえます。ブラウザのシークレットウィンドウを使い、ログインの状態や過去の検索の影響を減らします。検索した日・質問・引用されたかどうか・並んだサイトの名前を、同じ表に書きます。要約の文章もそのまま写して残すと、自社がどう説明されたかを後から読み返せます。まずは5つの質問で試し、1回にかかる時間を測ってください。

ツールで記録を残す

確かめる質問が増えると、手作業では記録の手間が大きくなります。株式会社TROBZが提供するトロパスは、6つのAIに質問を投げて答えを保存するツールです。対象はChatGPT・Gemini・Claude・Perplexity・GoogleのAIモード・AI Overviewsです。

保存されるのは回答の文章そのもので、自社がどう説明され誰と並べて紹介されたかを読み返せます。AIの答えは聞くたびに変わるため、同じ質問を何度か聞いて名前が出た割合で見ます。手作業で決めた質問の一覧を、そのまま計測の質問に使ってください。

こちらも読まれています:SGEのスナップショット(AI概要)表示条件の分析

8. クリックが減ると言われる問題への考え方

表示を確かめる方法を上下で比べています。上は思いついた言葉で1回だけ見る、クリック数だけを見る、出どころ不明の数字を使う形で、傾向を取り違えます。下は質問を固定して月に2〜4回記録し、表示と問い合わせで変化を見ます。

クリックが減るという心配には、クリック数だけでなく表示と引用も成果として見ることで向き合います。AIの要約で答えが分かると、ページを開かずに用が済む検索は確かに出てきます。一方で、要約のリンクから来る人は答えの概要を知ったうえでページを開いています。Googleは、AIによる概要のリンクからのクリックは質の高い訪問になりやすいと説明しています。

見るべき数字は、検索での表示回数・クリック数・サイトに来た人の問い合わせの数の3つです。Search Consoleで表示回数とクリック数を月ごとに並べ、GA4で問い合わせにつながった訪問を確かめます。クリック率だけが下がって問い合わせが変わらないなら、答えの先で選ばれていると読めます。比べる期間は3か月ほどを目安にし、1か月の上下で判断しないようにします。

よくある失敗は、クリック数の減少だけを見て記事づくりを止めてしまうことです。引用されるページが減ると、AIの答えの中で自社の名前が出る機会も減ります。クリックが減った月こそ、引用されたページと問い合わせの関係を見直す機会です。表示回数・クリック数・問い合わせの3つを同じ表に並べ、毎月の変化を記録してください。

表示回数:検索結果やAIの要約で、ページが人の目に触れた回数です。
クリック数:検索からページに来た回数で、問い合わせの前の段階を示します。
問い合わせ:最終的に会社が選ばれたかを示す数字です。

表示されたこと自体を成果として見る

AIの要約に引用されると、ページを開かない人にも会社の名前やページの題名が届きます。これは、広告の表示と同じように知ってもらう機会の1つです。クリックにつながらなくても、後日に会社名で検索されることがあります。会社名での検索の数をSearch Consoleで月ごとに確かめると、この変化をつかめます。会社名を含む検索語の表示回数を、毎月の記録に1行足してください。

答えの先で選ばれる理由を用意する

要約を読んだ人がページを開くのは、要約だけでは分からないことを知りたいときです。たとえば料金の内訳・事例・自社に合うかの判断材料などが当たります。こうした情報をページに用意すると、クリックした人が次の行動に進みやすくなります。要約の先にある詳しい答えを置くことが、クリックが減る時代のページの役割です。自社のページに、要約では書ききれない具体例が入っているかを確かめてください。

9. AIモードとの違い

AIモードは、会話の形で質問を重ねながら答えを深める検索の使い方です。AIによる概要が通常の検索結果の上に要約を出すのに対し、AIモードは専用の画面で答えを返します。続けて質問すると、前の質問の流れを踏まえた答えが返ってきます。どちらもGoogleの検索の中の機能で、索引に登録されたページを情報源にする点は同じです。

Googleの案内では、2つの機能はどちらもクエリファンアウトの方法を使うことがあるとされています。AIモードでは会話が続く分、1つの話題についてより多くの観点から情報が集められます。そのため、1つの話題を関連する複数のページでそろえておくと、会話のどこかで引用の候補になりやすくなります。表示の対象になる条件は、どちらも索引への登録とスニペットの表示ができることの2つです。

よくある失敗は、AIモードのために別の対策が要ると考えて、作業を2つに分けてしまうことです。土台は同じなので、ページの書き方や確かめ方を分ける必要はありません。2つを並べて見ると、どちらか一方だけで引用される質問も見つかります。調べる質問の一覧にAIモードの列を足し、両方の結果を並べて記録してください。

表示の場所:AIによる概要は検索結果の一番上に、AIモードは専用の画面に答えを出します。
質問の続け方:AIモードは、前の質問を踏まえて会話を続けられます。

会話を続ける使い方の違い

AIモードでは、最初の答えを読んだあとに続けて質問できます。たとえば「AI検索の対策とは」と聞いたあとに「費用は」「どこに頼むか」と重ねていく使い方です。会話が進むほど、質問は比べる・決める段階に近づいていきます。検討の後半の質問に答えるページを用意しておくと、会話の終わりのほうで引用の候補になります。顧客が問い合わせの直前に聞く質問を書き出し、答えるページがあるかを確かめてください。

両方に備える共通の土台

2つの機能に備える土台は、索引への登録と問いに答えるページづくりです。どちらか一方だけに向けた書き方を考えるより、1つのページの質を上げるほうが両方に効きます。見出しの直後の結論・表や手順・出典の3つは、どちらの表示でも役に立つ整え方です。確かめるときだけ両方を分けて記録すれば、表示の違いもつかめます。今月調べる質問を決め、2つの画面で同じ質問を検索してください。

10. AIの答えに選ばれ続けるページを育てるために

選ばれ続けるページに育てるには、公開した後も内容を見直し続けることが欠かせません。AIの要約は、新しい情報や別のページの更新によって引用元が入れ替わることがあります。一度引用されても、内容が古くなれば別のページが選ばれる可能性があります。2026年現在、AIによる概要の表示の形も少しずつ変わり続けています。

見直しの流れは、記録の確認・ページの更新・結果の確認の3段階に分けられます。記録は月に1回確かめ、引用が外れた質問や新しく現れた質問を一覧にします。更新では、数字や手順を最新にし、足りない問いへの答えを1段落ずつ足していきます。更新の後は、1〜2か月ほどの間をあけて同じ質問で結果を確かめます。

よくある失敗は、記事の数を増やすことだけに力を入れ、公開済みのページを見直さないことです。古い情報が残ったページは、読む人にもAIにも選ばれにくくなります。新しい記事を1本書く時間の一部を、既存のページの見直しに回すだけでも状態は変わります。引用を確かめる質問の一覧と、更新したページの一覧を同じ表で管理してください。

記録の確認:毎月、引用が外れた質問と新しい質問を一覧にします。
ページの更新:数字や手順を最新にし、足りない答えを1段落ずつ足します。
結果の確認:更新から1〜2か月あけて、同じ質問で引用を確かめます。

更新の基準を決める

ページを更新するかどうかは、決めた基準で判断します。たとえば「数字や制度が変わったとき」「引用が外れたとき」「顧客から新しい質問が来たとき」の3つです。基準が無いと、更新が担当者の気づきに任されて見直しの漏れが出ます。更新した日と理由をページごとに記録しておくと、引用の変化との関係も見えてきます。今あるページの一覧に、最後に更新した日の列を足してください。

毎月の確認を続ける

毎月の確認は、同じ質問・同じ間隔で続けることで意味を持ちます。トロパスでは、AIが答えを作るときに参照したサイトをAI引用元分析で記録できます。自社がまだ載っていない参照先を知ると、次に情報を届ける先を決める材料になります。引用元の変化を月ごとに並べると、どの更新が効いたかを振り返れます。来月の確認の日を予定表に入れ、今月の結果を記録として残してください。

問いにすぐ答えるページを索引の上に育てる

AI Overviewsに引用されるには、索引に登録されていることを前提に、問いにすぐ答えるページを作ることが基本です。見出しの直後の結論・表や手順・出典の3つを整えると、要約の材料として使いやすいページになります。表示されたかは決めた質問で記録し、クリック数だけでなく表示と問い合わせも合わせて見てください。

前提:Googleの索引への登録とスニペットの表示ができることです。
書き方:見出しの直後に1〜2文で結論を言い切ります。
確かめ方:決めた質問を月に2〜4回検索して記録します。

AI Overviews対策に関するよくある質問

Q
AI Overviewsに表示されるために特別な設定は必要ですか。

A. 特別な設定は必要ありません。

Googleは、索引に登録されスニペット付きで表示できるページが対象になると案内しています。通常の検索の基本を整えることが土台です。

Q
検索で1位ならAI Overviewsにも引用されますか。

A. 1位でも引用されるとは限りません。

AIは質問を複数の検索に分けて情報を集めるため、関連する別の質問で上位のページが選ばれることもあります。

Q
AI Overviewsに表示されたかはどこで確かめられますか。

A. 決めた質問を検索して記録する方法が基本です。

Search Consoleでは、AIの機能からの表示はウェブ検索の数字に含めて集計され、分けては出ません。

Q
AIモードとAI Overviewsで対策を分ける必要はありますか。

A. 土台は同じなので分ける必要はありません。

どちらも索引に登録されたページを情報源にします。確かめるときだけ、2つの画面の結果を分けて記録します。

ABOUT THE AUTHORこの記事の執筆者

畔栁 洋志KUROYANAGI YOJI

株式会社TROBZ 代表取締役

保有資格SEO検定1級(全日本SEO協会)

2024年に株式会社TROBZを創業。AI検索・SEO・MEOの対策サービスと、AI分析ツール「トロパス」を自社で開発・提供している。Mission:AI時代の見つかる仕組みを設計する

  • 2024年TROBZを創業
  • 6種類トロパス計測AI数
  • 12件導入事例を掲載
  • 95%以上サービス継続率

COMPANY運営会社

会社名
株式会社TROBZ(トロブズ)
設立
2024年11月12日
所在地
愛知県名古屋市中村区名駅3-4-10 アルティメイト名駅1st 2階
事業内容
生成AI検索最適化・SEO対策・MEO対策・Webサイト制作 ほか
法人番号
3180001164195

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